【解説】お得なはずなんだけど

このお客さん、正しく計算できているんですよね。
「2つを1つ半の代金で買える」
これ合っています。

ただ、そこから「損はない・同じ比率だ」と判断してしまうことが誤りなんですよ。

半分もらうこと1つを半分の代金で買うことが同じだと思ってしまうんですね。

「ただで半分」と「半額で1個」が同じですか?

天地がひっくり返ろうともそんなことにはなりません。

wariaikaisetsu

本来なら、
2個分の代金で1個ついてくるはずでしたよね。

1個1000円だとしたら3個を2000円で買うことになります。

1個あたりの値段は666円

ということは、66.6…%の代金で済むはずじゃないですか?

この店員さんの提案の場合、

1.5個分の代金で0.5個ついてくるので、75%の代金を払うわけです。

同様に、1個1000円だとしたら2個を1500円で買うことになります。

1個あたりの値段は750円

あらあら、かなりしてます。

  • 1個を半額で買った場合、半分はただです。(今回の場合はこちら)
  • ただで半分をもらった場合も、その分はただです。

この二つの場合が同じだという思い込みが、邪魔をしていたんですね。

図のこの色の部分の代金を支払っていることを忘れてしまうんですね。

半分がただになるという事象が同じ → だから → 割引率も同じ

という思い込みが潜んでいたわけです。

最後に、どんでん返しを。

本当に損をしないためには、必要な分以外は買わないことです。
どんなに安かろうが、いらないものには一切価値がないことをお忘れなく。

普通どんでん返しで終わりますよね?

でも、

どんでん返しがあるんです。

これはまだ終わりではなく、始まりにすぎなかった…