意味のない話こそよく聞く必要がある

複数の人が集まったときに、投影の法則が複雑にはたらいているよい例です。
コイツ何いってるんだ?
だれかの話を聞いているときに
「コイツ何いってるんだ?」
と思うことありませんか?
あまりにも筋違いだったり、自分が納得できなかったりして聞いているのも嫌になるときです。
そんなときにどうしたらいいでしょう?
A. じっと耐えてそのまま聞く
B. 聞くのをやめる
結論は、両方です。
要するに、場合により変わるんですよ。
あなたと相手の二人しかいない場合
「その話、おかしいんじゃない?」
これはあなたの相手に対する投影です。あなたが相手を好きなように自由に見た結果に過ぎません。ですから、Bで問題はありません。
聞きたくないと思うなら、聞かなければいいだけのことです。
これはあなたの相手に対する投影です。あなたが相手を好きなように自由に見た結果に過ぎません。ですから、Bで問題はありません。
聞きたくないと思うなら、聞かなければいいだけのことです。
あなたと相手以外の第三者がいる場合
3人目以降の第三者がいる場合は、話が違ってきます。
Aが望ましいですね。言うまでもないことですが、投影の法則は、あなたにだけはたらいているわけではありません。その第三者(たち)にもはたらいています。つまり、あなたが相手にしたのと同じように、第三者もあなたに投影を貼りつけているわけです。
Aが望ましいですね。言うまでもないことですが、投影の法則は、あなたにだけはたらいているわけではありません。その第三者(たち)にもはたらいています。つまり、あなたが相手にしたのと同じように、第三者もあなたに投影を貼りつけているわけです。
どう見られるのか
あなたが、わけわからんことを聞いていられないという理由で話を聞くのを拒んだとしたら、第三者はそれをどう感じるのでしょう。
● そうそう、そんな話聞くことはないよ。
● いくら何でもそんな態度はないんじゃない。
どちらなのかはわかりません。
その第三者次第です。
あなたの言い分としては
「だって聞く必要のない話なんだからしかたがない」
でしょうが、それはあなたの投影。
第三者はそんな言い分は聞き入れてくれません。
ただ、あなたのことだけを見ます。
こんなことをしていると、あなたが聞きたくなるような話をする人もあなたには話をしなくなってしまうのです。
なぜなら、そういう人たちの中に、あなたに対してつぎのような投影ができてしまうからです。
だって、あいつはまともに人の話を聞かないやつだから