信じているうちはまだまだです-「信じる」と「信頼する」の決定的な違い

よくこんな表現を目にしませんか?
「宇宙を信じましょう」

これって正確にはあまり望ましくないんですよ。
というと、もっといい言い方があるといっているようなものですよね。

本来こういうべきなのです。

「宇宙を信頼しましょう」

僅かな違いでしたね。

「別に変わらないんじゃないの?」といわれそうですが、両者には大きな違いがあるんですよ。
ネットで検索すれば、いろいろな話が出てきますが、今回するのはそんな話ではありません。
それを超えたものです。

まず、そのたぐいの話に近いところからはじめますが、本編ではないのでご注意ください。
とりあえず、信じることと、信頼することのかんたんな違いを挙げてみます。

◯ まず一つ目

目に見えるものに対しては「信じる」ということが多いですね。
彼は必ず来ると信じている。
なんていうときには「信じる」を使うでしょう。
一方、信頼はというと、「彼はその誠実さにより信頼されている」などといいますね。

◯ 二つ目は

過去のことか未来のことかという違いもあるんですよ。
● 彼はいつも時間に正確なので信じられる。【過去→信用】
● このプロジェクトに関しては彼が最も信頼できる。【未来→信頼】

ただ、こんな話はネット検索して書き上げることができるものです。
ここで終えたらただの人なので、まだまだ続けます。

さあ、いよいよ、次元の違う話をしましょう。
結論からいってしまいます。

「信じる」と「信頼する」の違いはこれに関係しています。

託しているかどうか

これなんですよ。
「任せている」と言い換えてもいいかもしれません。

信じるというのは、あくまでもその反対の疑うということを想定したうえでの判断です。

二者択一が大前提となっています。
極性の法則が示すとおり、一方がなくなれば他方も消え去ります。

これに対し、「信頼する」というのは、もう一つの選択肢など存在しません
「疑う」は違いますよ。

「信頼しない」などという屁理屈も無意味です。
信頼するかしないかという選択すらする機会がないわけです。

想像してみてください。

信頼しようかな。やっぱりやめておこうかな
そんなふうに迷ったことありますか?

「信頼する」とは選択の結果ではなく、対象に対する自分の心のあり方なのです。

「信じる」は思考に依存する
「信頼する」はハートに依存する

これが両者の決定的な違いです。

信じているなどという人には、疑う心が内在していたりします。
自らを納得させる手段であることもあります。
それに対し、信頼はあなたの心が純粋に感じた結果です。

「完全に託して、あとはお任せ」

そんなことができるのは、信じているからではなく、信頼しているからなのです。